Popular Culture
実施大学(学部)
千葉大学国際教養学部 アラバマ大学
授業日程
T5
時差
15時間
授業目的
現代日本のポピュラーカルチャーを対象に、コンテンツがどのように作られ消費されているかということから、その文化の歴史や消費の背景、表象研究、消費にまつわる問題をとらえる。
授業内容
テーマは日本のマンガ翻訳の中の、オリジナルテクストから大きく内容変更のあった翻訳についてを取り上げた。
日本の文化的な内容などを含み、翻訳版読者にとってなじみのないと考えられる要素を一般的なものに置き換えて翻訳する事例や、翻訳内容をオリジナルテクストから変更した結果文脈に沿わない状態になった事例を対象に、アラバマ大生には翻訳内容の大幅な変更の是非やなじみのないものの翻訳方法などを考察してもらい、そのコメントをもとに千葉大生には翻訳の方法の選び方やその評価、翻訳版を読む読者の感じ方などを考えてもらう。
Knovioにアップロードしたテーマに関する英語の動画資料をアラバマ大生に示し、それに対するコメントをメールで集め、コメント・動画資料・日本語の授業資料を千葉大制にMoodleで示し、Moodleの機能でアラバマ大生へのコメントを収集し、メールで送付した。
授業実施形態
非同期型
使用ツール
Moodle, E-mail, Knovio
アラバマ大学側でCOILに参加した学生が日本のマンガやアニメのポップカルチャーにもともと興味を持っている場合が多く、活発で積極的なコメントが集まった。またそれにより、アラバマ大生からのコメントを読む千葉大側の学生に刺激を受け、海外における翻訳されたコンテンツの受容について具体的なイメージを持つことができたと考えられる。