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令和7年度入学者選抜における外国語検定試験成績利用の変更について

掲載日:2023/07/28

令和7年度入学者選抜におきまして、外国語検定試験成績利用の変更予告を大学WEBサイトから発信しました。

国際教養学部では、令和7年度より入学者選抜(一般選抜)の前期日程において、外国語検定試験成績の利用における得点換算について変更を行います。そのことについて説明します。

国際教養学部の受験生は実用英語技能検定(以下英検)準1級を取得して入学者選抜に臨む方が多く、また全ての国際教養学部1年生は入学直後にTOEFL ITPテストを受験するため、学部設立以来、外国語検定試験関連のデータが多く蓄積されてきました。

そこで、外国語検定試験の得点換算において、これまで満点換算を行った合格者の入学者選抜における他の教科との得点バランスを見たときに、外国語検定試験を使ったアドバンテージとしてどのぐらいの加点が妥当か、各種データを分析し、検討しました。

(1)そこで外国語検定試験で十分な準備をして臨まれる得点は、英検受験者の場合には「英検CSEスコア2300以上、2500未満で、本学の個別学力検査で英語を受験することを前提に、40点を加点する」ことを妥当と判断しました。満点換算ではないですが、入試前に準備をしてきた点数としては十分なアドバンテージであることに変わりはありません。

(2)また、あわせて満点換算になるのは英検CSEスコア2500以上に変更しますが、CSEスコア2500は英検準1級を受験することでも取得できます(英検準1級の満点は3000です)。この基準は、英検1級合格ではなくても、CSEスコア2500以上を目指して英語力を伸長してきてほしいという願いのもと、設定しました。

国際教養学部では文理混合のカリキュラムを組んでおり、文系、理系という枠にとらわれず、人文社会科学、自然科学、生命科学の各領域を学び、イシューの解決に必要な道筋を考えていきます。共通テスト、個別学力検査において、得意分野である英語を生かしながらも、幅広い関心をもとに受験の準備をされることを願っています。

国際教養学部長
和田 健