知識集約型社会を支える人材育成事業 インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開

About II-BEAT
II-BEATとは?

II-BEATとは?

概要

「インテンシブ・イシュー教育プログラム」(Intensive Issue Based Education and Training Program:II-BEAT)とは、2021年度よりスタートした、メリハリをつけたターム運営によって「イシュー(課題)ベースの学び」を深化させる取り組みです。
現代社会が直面する様々な問題の中で、学生それぞれが「イシュー」を発見し、自らアプローチしていくには、文系・理系を問わず多様な学問領域に触れ、知識やスキルを身につけると同時に、留学や地域での活動などを通して、体験の幅を広げていくことが欠かせません。
このような学びを促進するために、II-BEATでは、国際教養学部の3年次のカリキュラムを「集約ターム」と「セルフデザインギャップターム」とを組み合わせたかたちに刷新しました。

メリハリのきいたカリキュラム

II-BEATの新しいカリキュラムでは、千葉大学の採用している6ターム制を発展的に活用し、3年次の第1-2ターム、第4-5タームの必修科目を、それぞれ第1・4タームに集約しました。
それにより、特定のテーマについてインテンシブに深めていくことを促すととともに、約4ヶ月間のギャップタームを2回設けることで、各学生が学内外での中長期な学びを自由に組み合わせて体験しやすくなりました。

カリキュラム

集約ターム

必修の授業や演習を集約して学ぶターム。
原則として3年次の必修科目は、第1・第4タームに設定されたこの集約タームに開講されています。

集約タームの詳細

集約ターム

セルフデザインギャップターム

第2-3ターム、および第5-6タームは、自ら学びの内容をデザインするタームとなっています。この期間は必修科目がないため、通常の授業のほか、野外実習や実験、留学やインターンなど学外での学びを、それぞれ自由にカスタマイズできます。

セルフデザインギャップタームの詳細

セルフデザインギャップターム

メジャープロジェクトへ

3年次に「集約ターム」「セルフデザインギャップターム」というリズムの中で学んだ学生たちは、国際教養学部での学びの集大成として、4年次に自ら発見・設定した社会課題の解決策を考えていく、「メジャープロジェクト」に取り組みます。
これは、他の学部の卒業研究・卒業制作にあたるものです。
逆に言えば、多様な学問領域に触れ、必要な知識やスキルを身につけることと、学内外で体験の幅を広げていくことを両立させようというII-BEATのカリキュラムは、メジャープロジェクトをより充実・深化させるためのものとして位置づけられています。

メジャープロジェクトについてはこちら

メジャープロジェクト

SULA、StudentSULAによる学習サポート

II-BEATに関連した内容を含めて、履修や学習、進路等に関して疑問や悩みなどがある場合は、学修支援スタッフであるSULA (Super University Learning Administrator)にご相談ください。どのような科目を履修するか、課題解決に必要な活動体験や海外留学をいつどのように行うかなどについて、皆さんの個々のニーズに合わせてアドバイスをすることができます。
また、同じ学生の立場でピアサポートを行うStudent SULAも気軽に活用してください。先輩の経験談を聞けたり、迷っていることを一緒に考えてもらったりすることができます。さらにStudent SULAは、相談窓口での対応以外にも様々な学習企画を行っていますので、気になるものがあればぜひご参加ください。

SULA、StudentSULAによる学習サポート