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千葉大学でDP事業・共通テーマ2「⽂理融合教育における課題テーマやイシュー設定のあり⽅を情報交換・検討」の会議を開催しました。
令和5年8月29日(火)、令和5年度 知識集約型社会を支える人材育成事業 共通テーマ2「⽂理融合教育における課題テーマやイシュー設定のあり⽅を情報交換・検討」第1回会議が本学にて開催されました。
共通テーマ2のチームは、金沢大学、名古屋商科大学、新潟大学、そしてチーム代表の本学にて構成されています。今年度・来年度は各校を巡回して視察訪問し、それぞれの取り組みについて詳しく質疑を行った上で、テーマについて議論を深めることを予定しています。第1回目は千葉大学からのスタートとなりました。
はじめに、和田健教授(大学院国際学術研究院 研究院長・国際教養学部 学部長)から、「文理融合」をキーワードに、分野を多彩に融合し、学生の学びの補助線となる課題設定をどう実施していくかを気兼ねなく議論できる場にしたい、という趣旨説明がありました。
参加者の自己紹介の後、小泉佳右准教授より本学のプログラム「インテンシブ・イシュー教育プログラムのモデル展開(II-BEAT)」に関する全体像と各種取組の概要について説明を行いました。ここでは、国際教養学部の特徴となっている3年次の集約タームやセルフデザインギャップターム、モジュール科目や特別プログラムの紹介の後、カリキュラム再編時に重視した観点や、様々な分野に係る学生の指導体制について議論が交わされました。
次に、本学の学習環境などの案内を実施しました。西千葉キャンパス総合校舎8号館1階にあるSULAラウンジでは、SULAから学生の様子やサポートの方法について紹介を行い、その後アカデミック・リンク・センター見学ツアーへの参加を通して、千葉大学での学ぶ環境や支援体制に触れる機会が設けられました。
その後、縣拓充特任講師より、これまでの紹介を踏まえた本学でのイシュー設定状況の共有とサポート体制について説明がされました。質疑応答の中では、参加大学との⽂理融合・分野融合教育における比較や、課題設定時の評価方法、分野の異なる教員間のノウハウ共有についてなど、活発な議論が交わされました。
ご参加いただいた各校の皆様、ありがとうございました。次回の第2回会議は、新潟大学にて11月頃開催予定です。