教育課程

特徴的なカリキュラム

国際教養学部では、世界を舞台にした文理混合の課題解決型教育を実践します。入学後、教員の指導とSULAのサポートを受けながら、以下の科目群の主体的な履修を通じて、課題の発見・分析・解決の能力および発信力を体系的に獲得していきます。

カリキュラムイメージ

普遍教育科目:全学の共通教育科目であり、学問の基礎について広く学んでいきます。

俯瞰科目全科目必修)人文社会科学・自然科学・生命科学の学問領域を混合し、分野を越えた俯瞰力を身に付けます。

スキル形成科目:専門的な語学や研究手法など、課題解決能力や発信力の基礎となるスキルを修得します。

フィールド科目:「現場で学ぶ、現場を学ぶ」をコンセプトとして、国内外における現場体験を通じ、課題発見・解決能力を身に付けます。

ワールド科目:「世界で学ぶ、世界を学ぶ」をコンセプトとして、海外協定校等とのプログラムを通じ、課題発見・解決能力を身に付けます。

グローバルスタディーズメジャー科目:日本の技術、文化、社会の課題を理解し、それをもとにグローバルな課題の分析につなげる知識を修得します。

現代日本学メジャー科目:日本の技術、文化、社会の課題を理解し、それをもとにグローバルな課題の分析につなげる知識を修得します。

総合科学メジャー科目:諸科学の基礎を理解し、その中から解決すべき課題への新たなアプローチ方法の発見を目指します。

メジャープロジェクト科目:課題解決に向け、グループワーク・ディスカッションを重ねながら自らのプロジェクトを選択し、複数教員の指導のもと、卒業制作、卒業研究、卒業論文という形でプロジェクトを完成させます。

入学から卒業までの履修の流れ

入学から卒業までの履修の流れイメージ

教育課程における留意点

  • 卒業までに124単位を修得します。併せて、1回以上の海外留学が必須です。
  • 3年次で1つのメジャーを選択しますが、選択したメジャー以外の科目も横断的に履修します。
  • 授業科目のナンバリング・早期卒業制度・履修登録上限制度(CAP制)があります。
  • 6ターム制(1年を6つの期間に分ける)により授業を実施します。
  • 教育職員免許の取得はできません。
  • 科目等については、今後変更することがあります。
  • 「モジュールコース(特定の課題について深めるための集約的な科目群)」、「セルフデザインギャップターム(必修科目がなく、インターンや留学、野外実習・実験等をカスタマイズしやすいターム)」を導入しています。

II-BEAT(ツービート):インテンシブ・イシュー教育プログラム

「インテンシブ・イシュー教育プログラム」(Intensive Issue Based Education and Training Program: II-BEAT)とは、メリハリをつけたターム運営によって「イシュー(課題)ベースの学び」を深化させる取り組みです。このII-BEATによって、2022年度より、3年次のカリキュラムが「集約ターム」と「セルフデザインギャップターム」とを組み合わせたかたちに刷新されました。

II-BEAT(ツービート)イメージ

■集約ターム
社会課題につながるテーマについて、短期集中的・分野横断的に学修します。

■セルフデザインギャップターム
必修科目がないため、それぞれの興味関心に応じて、留学、野外実習、実験、インターンシップ、地域でのプロジェクトなど、学内外での中長期の学びや活動を自由に組み合わせて体験しやすくなっています。

卒業後の進路 ~さまざまな場所で活躍できる人材づくり~
国際教養学部の卒業生は、幅広い分野で活躍しています。毎年、金融・マスコミ・運輸・情報通信・製造業・教育関係・販売・サービス業などさまざまな分野の民間企業に就職するとともに、日本企業の海外業務や外資系企業で国際的に働く卒業生がいます。国家公務員、地方公務員として活躍する卒業生、公共団体・NPOへの就職者も少なくありません。また、千葉大学をはじめとする大学院進学者もいます。人文社会科学、自然科学の幅広い専門分野の大学院進学者がいることが特徴です。卒業後の進路の具体的な状況はこちらを確認してください。