国際教養学部の養成する人材像
私たちの社会が持続的に発展するためには、環境問題や人間の安全保障など既存の学問分野単独では解決困難な課題と向き合っていかなければなりません。
また、わが国の経済が停滞する中、世界最先端の科学技術や独自の文化を有するわが国の魅力が広く世界に認知されることは、ビジネスチャンスの増大等をもたらし、日本の経済発展、ひいては世界の発展に貢献するものであり、これを実現する人材が求められています。
このような社会的要請に応えるため、国際教養学部は、「グローバル・日本・ローカル」という複合的視点から国際理解と日本理解の双方を備えた上で、俯瞰的視野、多元的な視点で物事を考え、日本独自の視点から課題を発見・解決し、その解決策を世界へ発信することができるグローバル人材の養成を目指しています。
既存の価値観にとらわれず自由に、主体的に。
広い世界と未来に役立つ、新たな価値を創造する。
世界の課題を日本の力で解決する。文系や理系、今までの学問分野を飛び越えて、もっともっと広い世界を見ながら、わくわくするような未来を創る----千葉大学は総合大学としての長い歴史を生かしながら、世界が抱える課題を日本独自の視点で解決する学問の開拓に挑みます。
国際教養学部では、日本の力を新たな価値あるものとして世界に発信し続けることのできるグローバル人材を育成します。
既存の価値観にとらわれず自由に、そして主体的に物事に取り組む「個」の力を育てることが、世界に求められた使命であると千葉大学は考えます。
「国際」+「日本」+「科学」
文理混合による新たな学問の大海原への挑戦。
現代社会が直面する複雑な問題に対応するには、俯瞰的な視野を持ち、さまざまな学問分野を横断しながら幅広い知識やアイデアを駆使して解決していく必要があります。
文系と理系が一緒になった国際教養学部では、「国際」+「日本」+「科学」をバランスよく混合(ブレンド)することで、グローバルイシュー(世界が抱える課題)について、日本の文化・技術を用いて独自の視点から解決する能力を身につけていきます。